第一中央汽船は、鉄鉱石・石炭・穀物などの
ドライバルク貨物を主に扱う海運会社です。私たちの船は、
コンテナ船のように決まった航路や時刻表で運航するのではなく、
荷主のニーズに合わせて柔軟に動く「不定期船」。
世界中の港をつなぎ、グローバルな海上輸送ネットワークを築いています。
鉄鉱石や石炭、穀物など、コンテナに収められていない資源を大量に運ぶ「バラ積み貨物」を指します。一般的なコンテナ船が箱詰めの製品を運ぶのに対し、ドライバルク船は巨大な船倉に直接積み込みます。運んでいるのは、石炭や穀物、建設資材など社会インフラを支える基礎となるもの。そのため、世界の産業や暮らしに不可欠です。
当社では、特定の荷主と長期契約を結び、その荷主専属で貨物を運ぶ「専用船サービス」と、荷主や貨物を特定せず、幅広いニーズに対応する「不定期船サービス」の両方を展開しています。「専用船サービス」によって安定した収益を確保しつつ、「不定期船サービス」を併せ持つことで、世界の資源需要に合わせて最適な港へ向かえる柔軟さがあります。
ドライバルク輸送は、
資源の流れをつなぐ重要な領域です。
その輸送を、不定期船という形で効率的かつ
機動的に行えることが、
第一中央汽船の強みです。
この他社とは異なる“独自の軸”で、
海上輸送に欠かせない存在となっています。
第一中央汽船の船は、アジア・欧州・北米など、
世界中の港を行き来しています。
輸送するのは、鉄鉱石・石炭・鉄鋼製品・セメント・木材・非鉄金属など、
社会や産業を支える基礎資源。
皆さんが暮らす日常の背景にも、第一中央汽船の海上輸送があります。
※総載貨重量とは、船舶が積載できる貨物、
燃料、水、乗組員、食料などの総重量を表す単位。
第一中央汽船は、第一汽船と、中央汽船が合併して設立された会社です。中央汽船の起源は、住友の別子銅山にあります。銅山での貸客輸送から始まり、やがて1942年に住友鉱業の船舶部を中心に「中央汽船運航」を設立。戦後「中央汽船」と改称し、住友グループの事業拡大とともに発展を遂げ、主力海運会社としての地位を築いていきました。
一方、第一汽船の始まりは1933年に設立された「会陽汽船」です。設立当初から大型外航船を就航させ、不定期船会社として基盤を確立。戦争による困難を乗り越えながら、後に「第一汽船」と改称し、独立系の不定期船会社として成長しました。
そして1960年、住友系インダストリアルキャリアーである中央汽船と、
不定期船会社の第一汽船が合併。
こうして「第一中央汽船」が誕生し、住友系唯一の外航・内航両輪を担う
不定期船会社として、日本の産業発展を支える航海を続けてきました。
しかし、2015年に第一中央汽船は民事再生を経験します。
それでも、わずか 11ヶ月で
民事再生手続を終結し、“新生”第一中央汽船
として再出発。
そこには、「不定期船」と
「ドライバルク」という独自の事業軸が
社会に求められていたこと、
そして長年築いたお客様との
信頼関係がありました。
これからも
必要とされる存在として、
歴史を糧に着実な
成長を続けていきます。