現場のリーダーとして、
船内機器を保守・運用する。

海上
2011年 新卒入社
商船学科卒
K.Y
なぜ第一中央汽船に?

会社全体が、家族のような会社だから

海の近くで育ったこともあり、昔から海に関わる仕事がしたいと思っていました。そんな中、船乗りという職業があることを知り、商船系の高専に入学しました。さまざまな授業を受けましたが、特に楽しかったのが機械の開放でした。操船については、ヨット部での活動を通して十分楽しめたので満足し、機関士のコースを選択することに。就職活動にあたっては、さまざまな国や海域で常に新しい経験が得られる外航船員を目指すことにしました。数ある会社の中から第一中央汽船を志望したのは、少数精鋭という点に惹かれたためです。会社の規模が大きくない代わりに、高い技術力を備え、一人ひとりのつながりが大きい。会社訪問などを通して会社全体が家族のような会社と感じ、この会社しかないと思いました。

現在の仕事について
教えてください。

現場のリーダー役を担う一等機関士

船のエンジンや各種機器が異常なく、安定的に稼働できるよう、主に整備計画の立案と作業監督を担当しています。船全体を把握し、スムーズに仕事ができる環境を整えることが求められます。石炭の専用船に乗ることが多く、オーストラリアから日本へのピストン輸送の場合は、1航海に要する期間は1~2ヶ月ほどです。これを数回繰り返すので、海上勤務は半年~8ヶ月に及びます。三等機関士のときは、周囲に助けてもらいながら一通りの業務を学習。二等機関士になると、船舶や各種機器を理解し、発電機など重要機器の整備を担当するように。一等機関士の現在は、機関長の補佐役として運用・保守を担う現場のリーダーという立ち位置です。新人教育にも力を入れています。

どんな時に
やりがいを
感じますか。

自ら立てた仮説・計画通りに遂行できたとき

トラブル発生時に、自らの仮説通りに事態を解決できると非常にうれしいです。特に印象的だったのは、数年前に経験したポンプの故障トラブルです。1号ポンプに異常があったのですが、開放整備しても一向に直りませんでした。そこで、一見したところ問題なさそうな2号ポンプの方に原因があるのではないかと仮説を立て、整備することを提案。蓋を開けてみれば、原因は2号ポンプにあることが発覚し、トラブルを無事収拾することができました。またトラブルに限らず、自ら立案した計画通りに作業を進めることができたときも同様に、やりがいを感じる瞬間です。30代前半までは計画に狂いが生じることがよくありましたが、今では経験を積み、スムーズに進行できるようになりました。「今回もいい仕事ができた」という充実感を胸に下船するのが、ひとつの楽しみでもあります。

⼊社してから、
どのような経験や成長を
してきましたか?

陸上勤務が、機関士としての視野の広さへ

これまで3回の海上勤務と2回の陸上勤務を交互に繰り返してきました。陸での学びは、機関士として視野を広げるうえで大いに役立っています。1回目は、入社3年目に経験した新造船業務です。バルカー2隻の建造にあたり、仕様決めや設計図の確認のほか、造船所に通って工事の監督も行いました。仲良くなった工員の方から溶接方法を詳しく教えてもらい、機関士として技術の引き出しを増やすことにつながりました。2回目は入社8年目、グループ会社のファーストマリンサービスへの出向です。SI(スーパーインテンデント)として、陸から3~4隻の船舶を管理する中で、初めて日本人船員が1人もいない船舶にも携わりました。驚いたのは、開放整備やトラブル対応の際、私にとって馴染みのない優れた手法を本船から何度か提案されたことです。このとき学んだノウハウは、機関士としての大きな財産になっています。

⾃分×第⼀中央汽船の
未来に向けて

採用担当として、多様性を大切にしたい

現在は海上勤務を終えて休暇中です。この休暇が明けたら船員課に異動し、採用担当の仕事をすることが決まっています。直近の海上勤務では、新入社員と航海を共にする機会が数多くありました。どのように接し、どのように育てたらいいか自分なりに試行錯誤する日々はとても楽しかったです。人対人には決まった答えがないので、ある意味、整備より難しいかもしれません。今度は教育の一歩手前の採用担当になるので、また新しいことへの挑戦となります。自分の物差しでではなく、会社の視点で求職者の皆さんと向き合わなければなりません。第一中央汽船は少数精鋭の会社です。だからこそ、人材に偏りが生じないよう多様性を重視したいと考えています。