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入社した社員が、
どのように海運の仕事を覚え、成長していくのか。
1年目は、航海の現場やオフィスでの運航管理を通して、
少しずつ“できること”を積み重ねていきます。
海運という大きな舞台に戸惑いや緊張を覚えながらも、
失敗も経験も糧にして、
自分なりの役割を見つけていく姿があります。
社会人として、そして世界の海運を担う
プロフェッショナルとして
歩み出したその軌跡を、
ぜひご覧ください。

陸上職の1年目
Y.S
職 種運航管理
入社年度2024年 新卒入社
卒業学科法学部 政治学科
Onshore
陸上職の1年目
Y.S
職 種運航管理
入社年度2024年 新卒入社
卒業学科法学部 政治学科
なぜ第一中央汽船に?

海運業界に興味を持ったのは、大学時代に偶然、港湾で働く方と話したことがきっかけです。もともとインフラや工業を支える仕事がしたいという思いもありました。当社の説明会に参加し、鉄鉱石や石炭など生活・産業に不可欠な資源を輸送する事業に魅力を感じ、入社を決意しました。

現在の仕事は?

比較的小型のハンディサイズ船を扱う部署で、運航管理業務を担当しています。契約担当が荷主様との間で決めた航海契約に基づき、航路・速度調整やトラブル対応、燃料の手配、船舶代理店への入出港手配依頼などを行います。船を安全かつ効率的に運航させる仕事です。

入 社
4月製鉄所や港湾での
現場研修

入社式の後は3週間ほどビジネス研修等、様々な研修を行いました。なかでも特にインパクトがあったのは、鋼材が作られる製鉄所の工場見学や積荷役の見学をはじめとする現場研修です。船がどんな手順を踏んで入港するか知りませんでしたが、一連の流れを目の前で見ることができました。この貴重な機会のおかげで、後々の運航管理業務でスムーズに対処することができました。

入社から1ヶ月
5月初めての担当船

GW明けから担当船を持ち、運航管理の実務をスタート。新入社員には1〜2名の先輩社員が指導員として付き、業務をサポートしてくれます。当初は海運独特の単語や商慣習に慣れず、とても苦労しました。それでも、海上職出身の指導員の方が丁寧にサポートしてくれたことが大きな助けになりました。担当船が千葉に寄港した際は船内見学の機会に恵まれ、現場への理解が深まりました。

Onshore
入社から4ヶ月
8月新契約の1航海目を担当

ここ数年契約のなかったお客様・航路の年間契約が締結され、その1航海目を担当することになりました。振り返ってみると、この経験が自分を大きく成長させるきっかけとなったと感じています。ノウハウが蓄積されていなかったので、最初から最後までトラブルが頻発し、本当に大変でした。それでも、契約に関わっていた当社海外オフィスと密に連絡を取り合い、船を無事揚地に到着させることができ、達成感でいっぱいでした。海運会社らしいグローバル感も肌で感じました。

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入社から5ヶ月
9月海外オフィスとの交流会

当社海外オフィスとの交流会がありました。このときはインドからシンガポール、オーストラリア、ニューヨークまでの各国オフィスのメンバーが集まりました。私は海外経験が一度もなく、英語が苦手でしたが、たくさん話すいい機会になりました。メールや電話でしかやり取りしたことのない仲間の顔を見ることができ、これ以降のコミュニケーションがスムーズになりました。

入社から6ヶ月
10月担当船が4隻へ

6月の時点で3隻を担当していましたが、担当船がさらに増えて4隻になりました。この頃には少しずつ知識も増え、自分で判断できることも増えていました。仕事の効率的な進め方を意識するようになっていたので、船が増えたからといって以前よりも忙しくなったわけではありません。「以前よりもずっと、仕事をこなせるようになってきたな」と感じた記憶があります。

Onshore
入社から9ヶ月
1月トラブル対応に奔走

ついに、担当船が6隻にまで増えました。12月はトラブルがほとんどなかったのがウソのように、トラブル対応に翻弄された月でした。新たに担当した船は「スポット船」と呼ばれる1航海のみの用船でしたが、その船を用船した直後、トラブルに見舞われてしまったのです。しばらく航海自体ができなくなり、その対応に追われたことを覚えています。

今後の目標は?

社会人1年目を振り返ると、自分なりに考え、行動する力が身についたと思います。「分からない」を放置せず、学習のチャンスにしてきたことが功を奏しました。初見のトラブルや航海の切り替わりなどが重なると忙しくなりますが、そうしたイレギュラーな状況さえなければ、趣味の時間も作れます。今後は自分が学んだノウハウを、後輩や未経験の方に教えていけるようになりたいです。そして自分らしさを発揮しながら、プラスアルファの価値を提供できる存在になっていけたらと考えています。

Onshore
海上職の1年目
N.Y
職 種三等航海士
入社年度2024年 新卒入社
卒業学科海洋工学部
海事システム工学科
Offshore
海上職の1年目
N.Y
職 種三等航海士
入社年度2024年 新卒入社
卒業学科海洋工学部
海事システム工学科
なぜ第一中央汽船に?

就職活動を行う中で、「幅広い貨物・港を経験できるバルクが一番面白い」という話を聞き、バルク専門である当社に興味を持ちました。また、会社訪問や面接などあらゆる場面で人を大切にする姿勢を感じたことが、入社の決め手になりました。

現在の仕事は?

三等航海士として、パーゼロと呼ばれる8~12時、20~24時の時間帯に航海当直を行っています。着岸中は荷役当直を行い、ドラフトサーベイやバラスト作業などを担当。他には救命設備・消火設備のメンテナンスや書類作業などを行っています。

入 社
10月マナー研修と海技試験

三級海技士の資格取得に向けて、試験勉強に取り組みました。またこれと並行してマナー研修を受講し、敬語や電話応対など社会人としての基本を学習。10月後半の試験に無事合格し、翌月に晴れやかな気持ちで入社式を迎えました。

入社から2ヶ月
12月社内外での研修

船舶衛生管理者講習を病院で受講。疾病や医薬品に関する座学から、注射や蘇生法などの実習まで幅広く充実した内容でした。海技者の仕事の幅広さを感じました。その他の外部研修では、シミュレータを用いて航海士の実務や救命・消火設備の整備・点検方法について学びました。

入社から4ヶ月
2月初めての乗船

1週間前までは乗船が楽しみでしたが、乗船日が近づくにつれ本当にやっていけるのかと不安が増していき、当日は緊張がMAXでした。次席三等航海士として乗船後は、乗組員の皆さんがやさしく歓迎してくれたので、緊張が和らぎました。部屋は8畳ほどあって想像以上に広く、料理も美味しかったです(特に毎週日曜のステーキ!)。快適に過ごせそうだとワクワクしました。

Offshore
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入社から5ヶ月
3月内地三港での揚げ荷役

日本で初乗船となり、合計三港で揚げ荷役を行いました。本船は内地三港揚げになることが多いため、外航船でありながら出入港の経験をしっかりと積むことができます。日本出港後はオーストラリア(以下、豪州)に向かいました。遠洋航海中はフィリピン人クルーと一緒にデッキ作業を行いましたが、分からないことだらけで、英語も話せず苦戦しました。そんな中、仕事を丁寧に教えてくれたベテラン一等航海士の方の存在が、大きな助けになりました。

入社から7ヶ月
5月三等航海士に任命

豪州で貨物を積み内地三港揚げを行った後、再度豪州へ向かいましたが、合計で1ヶ月半以上沖待ちすることに。そのため先輩三航士が下船タイミングを迎え、私が次席から三等航海士に繰り上がりました。不安でしたが、一等航海士の先輩が「完璧な状態で繰り上がる人はいないよ」と励ましてくれました。

Offshore
入社から8ヶ月
6月中国で船のメンテナンス

豪州から3度目の内地三港揚げを経て、定期的な整備・検査のため中国の修繕ドックに行きました。工事内容をめぐってドック側と交渉した際、20代のSI(スーパーインテンデント:船舶管理監督)がしっかり意見を伝えている姿を見て、驚きとともに憧れの気持ちを抱きました。また、当社では6ヶ月乗船が基本ですが、人事との面談にて「もう少し勉強したいので乗船期間を延長できませんか?」と相談。2ヶ月延長し、10月に下船することになりました。

入社から11ヶ月
9月カナダの港で買い物

ドック出港後、カナダへ向かいました。出港後の航海当直で大量の漁船とブイに遭遇し、少し焦りましたが、なんとか切り抜けることができました。カナダではアンカー中に、定期点検のためライフボートとレスキューボートを操船しました。これが2度目でしたが、前回よりだいぶスムーズに操船できました。この港では上陸し、買い物をエンジョイできたこともいい思い出です。仕事にもだいぶ慣れ、楽しんで働けるようになっていたので、充実感でいっぱいでした。

今後の目標は?

乗船当初は分からないことだらけで、他の乗組員についていくので精一杯でした。でも今はやるべき仕事を自ら考えられるようになり、成長を実感しています。さらに研鑽を積み、早く一人前になりたいです。私が憧れた若いSIのように、はっきりと意見を述べて船や会社に貢献できるようになれたらと考えています。

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