〈 第一中央汽船の事業領域 〉
天然資源の乏しい島国日本にとって、様々な資源を輸入し工業製品を輸出する国際貿易は、重要な役割を果たしてきました。そして、その輸出入を支えてきたのが、海上輸送サービス、つまり海運業です。
その海運業界の中で、当社は「不定期船」と「ドライバルク」を軸に海上輸送サービスを展開しています。
お客様のニーズに合わせて様々な貨物・航路・スケジュールを組み合わせる「不定期船」。 ケープサイズから内航船まで、当社が取り揃える幅広い船隊を駆使し、様々な配船パターンで世界中に貨物を届けます。
そして当社が専門とする貨物「ドライバルク」。 石炭、鉄鉱石などの原料をはじめ、米、小麦や大豆等の食糧やエネルギー資源等私たちの暮らしに必要不可欠な主要物資を幅広く扱っています。
バルクキャリアの総合船社、それが第一中央汽船です。
〈 航路図の事例 〉
多種多様な船隊によって、フレキシブルで効率的な輸送サービスを実現しています。
(サイズは一例)
ドライバルクのプロフェッショナルとして、多岐に亘る貨物を安全に輸送しています。
(貨物は一例)
2016年8月31日の民事再生手続きの終結決定を得て、当社は“新生”第一中央汽船株式会社として再出発しました。 わずか11ヶ月間という短期間に終結決定を受けることができ、こうして新たな仲間を迎えるスタート地点に立っています。
しかし、これからが本当の正念場です。「不定期船」と「ドライバルク」を軸として、120年の長きに亘り培ってきたノウハウと技術力。 これらを武器に、競争力のある海上輸送サービスを提供することで長期かつ安定的な利益を確保する。その使命を胸に、全社一丸となって取り組んでいます。
目指す未来のためには、皆さんの力が必要です。チャレンジ精神あふれる皆さんと新しい第一中央汽船を形作っていきたいと考えています。