世界の海を舞台に、
自分の世界を拓いていく。

海上職/船舶部工務課(二等機関士)
2012年入社/海洋工学部出身

川畑遼太Ryota KAWABATA

経歴CAREER PATH

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  • 入社
  • 海上勤務
    三等機関士
  • 海上勤務
    二等機関士
  • 陸上勤務
    工務課

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入社のきっかけと現在の業務

海の近くで生まれ育ち、祖父の船で釣りに出ることもあったため、幼い頃から海や船に興味があり、商船について学べる大学に進学しました。当初は船乗りになろうとは思っていなかったのですが、大学での練習船実習や、当社のインターンシップ参加を経て、今の進路を選択しました。海上勤務中は、二等機関士として主にボイラーや発電機などの担当機器管理や、補油時の現場担当などをしていました。
現在は、陸上勤務中で工務課に所属しながら、新造船の検討や、既存船への装置追加検討などを主に担当しています。海上勤務での経験をもとに、海技者としての意見を社内で共有することで、より安全で円滑な航海の実現を目指しています。

海運という仕事のやりがい

海上勤務では各機関士に担当機器が割り当てられ、その責任者として主体的に保守整備を行います。整備作業を通して得られる先輩機関士の教えや、機器の取扱説明書に向き合うことで、開放しなくとも機器内部をイメージできるようになり、自分の成長を感じることが出来ました。整備作業が事前のイメージ通りに完了し、機器が正常に運転した時の達成感。そしてトラブルを未然に防げた時や、トラブルが発生しても適切に対処できた時の安堵感は、何物にも代えられません。また海上勤務中は2~3ヶ月のまとまった休暇が取れるため、長期間の旅行に行けることも大きな魅力です。乗船中は仕事に没頭し、下船した時には圧倒的な解放感が得られるので、非常にメリハリのある人生が楽しめると思います。

第一中央汽船の魅力

第一中央汽船には「人の温かさ」が溢れています。バーベキューをしたりゴルフに行ったりと、上司や先輩には公私共に面倒を見てもらっています。船に乗っている時も家族より長い時間を一緒に過ごしているため、気兼ねない関係を築けています。乗船している船が日本に寄港した際は、家族の訪船も可能なため、家族サービスをしながら仕事について知ってもらえる機会もあります。また当社は配乗船も多くはないため、同じ船に何度も乗ることがあったり、陸上勤務になっても乗船した船の案件に関われたりと、船に対して愛着を持って仕事ができる点も当社の魅力だと思います。

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未来を拓くためのメッセージ

船上では予期しない事態やトラブルも多く起こります。そんな時に迅速に状況を把握し、船員に的確な指示が出せる。そんな自分がお世話になってきた機関長のように、部下から慕われる存在になるのが今の目標です。様々な機器に精通しながら、貫禄のある人材になれるよう、日々努力を続けています。海運業は経験が物を言う職業です。皆さんも学生の内からよく遊び、よく学び、そして色んな事にチャレンジしてください。プライベートを充実させることは、仕事へのモチベーションにもつながります。私たち第一中央汽船は、家族のような強い絆をもって、皆さんと共に働きたいと願っています。